今日はIELTSスピーキングのPart1について簡単に解説します。
IELTSスピーキング・Part1
長さ
Part1は必ず4〜5分間です。
質問される内容
Part1の内容について、
「あー、あの自己紹介みたいなことするところね」と言う人もいるんですけど、
実は少し間違ってます(^_^;)
確かに何個かの質問は受験者の個人的なバックグラウンドについて聞かれるんですけど、全く異なる質問やトピックなどもこのPart1では聞かれます。
なので正確にPart1を表現するなら、
“受験者のバックグラウンド、趣味、関心、ルーティン、ライフスタイルや習慣などを含む親しみやすいトピックに関する基本的な質問”
と表現することができます。
Part2やPart3に比べると比較的簡単な質問が多いので、しっかり対策してあまりスコアを落としたくないのがPart1です。
3つのトピック
試験官はパート1では3つのトピックを選択します。
一般的に、1つ目のトピックは受験者のバックグラウンドに関することが出ます。
2通りの質問があって、
[1]Where you live (your city, area where you live, street, house)
[2]Your studies, work, job
という住んでいる場所についてか、学生なら学業・社会人なら仕事についてです。
原則として、試験官は[1]か[2]のどちらかの質問をPart1の最初にすることになっています。
両方聞かれることはありません。
受験者は全員、このどちらかが必ず聞かれると予想して準備することができるので便利です。
この最初の“個人的な”トピックのあと、試験官はさらに趣味や関心、ルーティン、ライフスタイルや習慣の中から2つのトピックを選択します。
質問の数
受験者によって正確にいくつの質問が聞かれるかどうかは変わってきます。
それぞれのトピックに対して多くて4つか5つ、少なめで2つが一般的です。
トピックの数は必ず3つなので、パート1で答えなければいけない質問の数は、多くて12〜15つ、少なめで6つです。
いくつの質問が尋ねられるかは、受験者がそれぞれの質問の返答にどのくらい時間をかけるかによります。
Part1に充てられる時間は4〜5分と決められているので、長めの回答をする受験者はより少ない数の質問になります。
その裏返しで、短めの回答をする受験者はより多めの質問に答えなくてはいけません。
長めの回答 vs 短めの回答
では、パート1で長めの回答と短めの回答のどちらが良いのでしょうか?
答えは簡単で、前々回の記事【まとめ記事】IELTSスピーキングで高得点を狙おう!4つの採点基準を知ることの重要性でも書いたように、長めの回答はより高いスコアにつながります。
なので、Part1に限らずこのIELTSスピーキングでは、長めの回答が短めの回答よりも好まれます。
長めに答えるということは、試験官ではなくこちらが主導権を握ることになるので、質問の数を少なくし、スコアを安定させることにもつながります。
まとめ
今日からいよいよ具体的なIELTSスピーキングの内容について書き始めました。
このブログでは、対策や使える表現集なども書いていく予定です。
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