昨日は【初級者向け】無料で英語(語学)学習できる神サイト『Duolingo』の紹介をしました。
ただ昨日の記事では、ぼくの主観的な意見で「すごくいいよ!」って言っていたんですが、
ほかの人の意見も気になりますよね。
今日は、ニューヨークの大学が「Duolingoの有効性」に関する研究を、
88人のDuolingoユーザーに対して実施していてその結果が面白かったので、
すごく簡単に翻訳・要約したいと思います。
「Duolingoの有効性」に関する研究
・期間
この研究はアメリカで、2012年9月から12月の約8週間行われました。
・調査対象
Duolingoでスペイン語を学んでいる18歳以上のアメリカ人で、
最終的には88人の参加者がこの調査に参加しました。
・研究目的
Duolingoでスペイン語を学ぶことでどの程度の語学力をあげることできるのか
を調べることでした。
・調査方法
WebCAPEと呼ばれるオンライン上のスペイン語の試験を学習開始前に受ける
↓
2ヶ月間でできるだけ約30時間以上(最低2時間)Duolingoでスペイン語を学習する
↓
再度同じ試験を受ける
この最初と最後の2つの試験のスコアの違いを算出します。
また、学習時間が参加者によって違うので、
有効性 = 効果/努力 = 最終テストのスコアー最初のテストのスコア/勉強時間
とスコアの差を勉強時間で割って、一時間当たりのスコアの伸びを有効性と定義しています。
「Duolingoの有効性」の研究結果
88人の参加者で平均でWebCAPEという試験で91.4点の改善を得ています。
また有効性は、一時間当たり8.1点の改善が見られています。
これだけだとなにがなんだかわからないですよね。
実はこの試験満点がないんですね。
まあ分かりやすく言うと、
Duolingoで約26〜49時間勉強すると大学でスペイン語を学ぶ1学期分の内容をカバーできる
ということだそうです。
毎日20分Duolingoで勉強すると、約2ヶ月半〜5ヶ月で大学で学ぶ1学期分の内容を学べるんですね。
2ヶ月間の学習後、参加者とったアンケートでは、
95.5%の人が、Duolingoは簡単に使える
92.4%の人が、Duolingoがスペイン語の勉強に役立つ
87.9%の人が、Duolingoを使うとスペイン語の勉強が楽しくなる
78.8%の人が、Duolingoに満足している
93.8%の人が、研究後もDuolingoを使い続ける
と回答しています。
こうみるとすごく評判いいですよね!
まとめ
この記事では、語学学習サイト『Duolingo』のアカデミックな研究を取り上げてみました。
ぼくも実際にスペイン語の勉強に役立てています。
無料のサイトなので、みなさんもぜひ試してみて下さい。
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