今日はIELTS Speaking Part2対策におけるトピックの“グループ化”についてお話したいと思います!
- IELTS Speakingで6.0以上を取りたい方
- IELTS Speaking Part2で苦労している方
Part1とPart2で出題されるトピックの違い
実は出題されるトピックに関して言えば、Part1とPart2であまり違いはありません。
もし強いて違いを挙げるとすれば、Part1ではそのトピックについてより一般的なあなたの考えを聞いているのに対して、Part2ではそのトピックについて特定の具体例を一つ挙げて話さなければいけないということです。
ちょっとわかりにくいですよね。
例えば、トピックがPhotography(写真を取ること)だったとします。Part1では、
- Do you like taking photographs of new places?
- Is photography popular in your country?
- What kinds of photographs do you like looking at?
- Would you prefer to buy a postcard or take a photograph of a new place?
といったような、“写真を取ること”全般について聞かれることが多いです。
それに対して、Part2では、

のように、あなたに関係のある“特定の写真”についてスピーチをすることになります。
なんとなく違いが掴めましたか?ただ最初にも述べたように、問われていることに多少違いがあっても、トピック自体はPart1もPart2も同様に“写真”です。なので、Part1対策で学習した際と全く同じボキャブラリーを使えることが多いので、ボキャブラリー対策はPart1対策と合わせてやることができます。
→IELTS Speaking Part1の頻出トピック別対策のまとめはこちら
Part1とPart2で同じボキャブラリーばかり使うのはどうなんだと思われるかもしれませんが、その心配はありません。なぜなら、もし仮に試験官がPart1で“Photography”についてたずねたら、Part2ではまず“Describe a photo〜”のような“写真”に関するトピックは選ばれないからです。Part1とPart2ではトピックが被らないようになっています。
Part2で出題されるトピックをグループ化
ここでは、Part2で出題されるトピックをグループ化しておきたいと思います。Part1とPart2でトピックはほぼ同じですが、対策のアプローチは全く異なってきます。今の段階では、こういう風に分類してグループ化しておくと後々便利!とだけ覚えておいてください。
- Experiences / Past events(経験 / 過去の出来事)
- Objects / Material possessions(物 / 所有物)
- People(人々)
- Places(場所)
- Media related(メディア関連)
- Others(上の5つのどれにも該当しないトピック)
Part2で出題されるトピックは基本的に上の6つに分類することができます。例えば、Experiences / Past eventsのグループでは、
- A happy event(幸せな出来事)
- a special meal(特別な食事)
- A important decision(重要な決断)
などなどの出題が考えられます。ここで大事なのは、このように“自分の経験”に関するトピックをグループ化することで、このグループに属するトピックに対して、“同じボキャブラリー”、“同じ時制”、“同じ内容”の解答を使いまわせる可能性が高くなるという点です。
“自分の経験”を語るときって、必ず“過去”のことを話してますよね。であれば、自分が使わなければいけない時制の大半は“過去形”になります。
といったように、個別のトピックに対して対策を練るのではなく、上のグループ毎に対策をしていくことで、より効率的な勉強ができるようになります。
グループ毎の具体的な対策は、少しずつ記事にしていきたいと思います!
まとめ
今日は、IELTS Speaking Part2の具体的な対策に入る前に、その準備段階として、“Part1とPart2の出題されるトピックについての違い”と“トピックのグループ化”についてお話しました。
今まで書いたIELTSの記事も、もっとわかりやすいようにちょくちょくリライトしていくつもりなので、IELTS対策にこのブログを使ってもらえたらうれしいです!
ではでは!