こんにちは、ばっきーです。
みなさん、IELTSの国別平均スコアを知っていますか?
そもそもIELTSって何?って方は、こちらの記事を読んでみてください
→IELTS(アイエルツ)とは?海外留学と移住希望者のための英語資格。
英検やTOEIC、TOEFLなどの他の英語資格に比べて知名度もまだまだ低く日本での受験者もそれほど多くありませんが、“本当の英語力”が測れると評判で世界的にはIELTSが今後最も存在感のある英語資格になる日も近いと思います。
日本人のIELTSの平均スコア
IELTSは最低バンド1から最高バンド9までの0.5単位で、各リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング、そしてオーバオールの自分の英語力が表されます。
日本人の平均点はどのくらいなのでしょうか?IELTSが公表しているTest Taker Performance 2015 によると
リスニング:5.9
リーディング:6.1
ライティング:5.3
スピーキング:5.6
オーバーオール:5.8
この結果から日本人はリーディングが一番ハイスコア、ライティングが一番ロースコアを取っていることがわかります。これはインプットスキルといわれるリスニング、リーディングが得意、アウトプットスキルであるライティングとスピーキングが苦手ともいえますよね。
イギリス学部留学:オーバーオール6.0
イギリス大学院留学:オーバーオール6.5−7.5
が留学のために必要なスコアの目安だと言われています。
他国との比較
日本人のこのスコアを日本に馴染みの深い他の国々と比較してみたいと思います。日本の他に、韓国、中国、フランス、ドイツと比べたグラフがこちらです。

やはり全スキルとも日本、韓国、中国といったアジアの国の受験者よりも、ヨーロッパの国々の受験者のほうがスコアが高いことがわかります。特にドイツはずば抜けて高い英語力を持っています。

もちろんオーバーオールのスコア(総合的な英語力のスコア)も、日本、韓国、中国が大体同じスコアですが、ヨーロッパの国は1〜1.5ほどスコアが高くなっています。アジア出身の受験者はヨーロッパ出身の受験者よりも英語を苦手としているのがよくわかります。
まとめ
今日は、日本人のIELTSの平均スコアと、他国のIELTS受験者と比較することで日本人の英語力を見ていきました。他国と比較しての日本人の英語力をみるのは面白いと思うので、ぜひTest Taker Performance 2015 で他の国の平均スコアも眺めてみてください!
ではまた。
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