3月30日に、青年海外協力隊としてスーダンに行けるかも! という記事を書きました。
この要請をもらったときは、受けようか少しだけ迷いがあったのですが、4月3日にJICAボランティア選考問い合わせ窓口に要請を受ける意思を電話で伝えました!
まだ正式に合格通知をもらったわけではないので、今日はぼくがもらった要請内容がどのようなものなのかを紹介したいと思います。
任地
スーダン共和国・カッサラ
前回の記事でも書きましたが、ぼくの任地になる予定のカッサラという都市は、JICAの要望調査票には次のように紹介されています。
カッサラはエリトリア国境に位置する地方都市で、エリトリアやエチオピアから流入した人々や古くから移住してきたナイジェリア人ほか、様々な人種と文化が融合する地域である。カッサラ市は観光名所であるタカ山の麓に位置し、季節河川のガシュ川流域ではライム、グレープフルーツなどの柑橘類の果樹園が広がるなど、国内では稀有な観光素材を持ち、国内各地からの観光客も多い。これらの観光資源を活用し、国内外の更なる観光客の集客を目指して魅力的な観光地づくりを通した地域開発に対する支援が求められて本要請となった。なお、同地域に派遣される他のJICAボランティアと協力した特産品の開拓、民芸品や土産物の提案・製作をはじめとする町おこしへ寄与する活動が期待されている。
場所は、隣国エリトリア国境付近のこの辺です。

スーダンの首都・ハルツームからは車やバスで約8時間かかります。
配属先
カッサラ州文化・メディア・観光省観光局
ちなみに英語では、Ministry of Culture, Media and Tourism, Kassala
だそうです。
JICAボランティアの要請理由と背景
同じく調査票によると、
カッサラはエリトリア国境に位置する地方都市で、エリトリアやエチオピアから流入した人々や古くから移住してきたナイジェリア人ほか、様々な人種と文化が融合する地域である。カッサラ市は観光名所であるタカ山の麓に位置し、季節河川のガシュ川流域ではライム、グレープフルーツなどの柑橘類の果樹園が広がるなど、国内では稀有な観光素材を持ち、国内各地からの観光客も多い。これらの観光資源を活用し、国内外の更なる観光客の集客を目指して魅力的な観光地づくりを通した地域開発に対する支援が求められて本要請となった。なお、同地域に派遣される他のJICAボランティアと協力した特産品の開拓、民芸品や土産物の提案・製作をはじめとする町おこしへ寄与する活動が期待されている。
わかりやすく言うと、
観光地や観光素材がたくさんあるカッサラの魅力を地域のさらなる発展につなげるサポートをすること!
です。
ぼくは大学院で都市開発に焦点を当てた社会開発学を学んでいたので、そのときに得た知識なども生かしていけそうな内容だと思っています!
具体的に予定されている活動内容としては、次の3つが挙げられています。
- カッサラにおいて定期的及び不定期にて開催される各種の観光関連行事をより観光客にとって魅力的なものとするための提案や協力を行う。
- 日本人ボランティアの視点により、外国人観光客の増加につながるような地域内の観光資源の再発見を支援する。
- 州内の観光促進に関わる広報活動(インターネットによる各種観光情報の発信、既存観光サイトや観光パンフレットの改善)を支援する。
3つとも実際にカッサラに行ってみないと何ができるか具体的には少し見えてきにくいのですが、どれもすごく自分の興味のあることなので、今からワクワクしています(^^)
まとめ
今日は、青年海外協力隊としてスーダンに行くことを決めたご報告と、任地と要請内容の紹介しました!
正式に合格通知をもらって、もっと詳しいことがわかり次第どんどん報告します!
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