青年海外協力隊(コミュニティ開発)に正式に合格しました!協力隊合格までのながーいみちのり【前編】

昨日正式に青年海外協力隊(JOCV)から合格通知が届きました!いぇーい!
2017年度2次隊で今年9月からスーダンで活動します!

ぼくの協力隊合格までのみちのりは、正直考えていたよりもかなり長かったです。

協力隊合格までのみちのり【前編】

初めて協力隊を受けようと思ったのは約1年半前、イギリス留学中のこと。留学中に出会った協力隊OBの方々の経験談がキラキラしていて興味を持ったことがキッカケでした。

大学院でSocial Development(社会開発学)を学んでいたので、自分が学んでいることを生かせそうなコミュニティ開発という職種を受けることにしました。社会人経験や実務経験がゼロでも受けられる職種は、数多くある青年海外協力隊の職種のなかでも、コミュニティ開発・青少年活動・環境教育くらいなので、そういう意味でも自分にマッチしていました。

2015年秋募集(2015年11月申請締切)

協力隊は半年に一度応募することができます。早速2015年秋募集で応募しようと思い、JICAの青年海外協力隊のホームページでどんな国のどんな要請があるのかチェックしていました。

ただ、ぼくの大学院が終わるのは、2016年9月末。さらにイギリスでの学生ビザが2017年1月まであるので、大学院が終わってからすぐに帰るよりもイギリスに残ってやりたいことがあったので、青年海外協力隊に参加できる一番早い時期は平成28年度4次隊(2017年1月訓練開始)でした。

そこでJICAの担当の部署にメールを出すことにしました。

「青年海外協力隊の派遣時期に関する応募条件についての質問なのですが、現在私はイギリスの大学院の修士コースに在籍しています。帰国予定時期は2016年末の予定で、平成28年度4次隊(2017年1月上旬訓練開始)での派遣を希望しているのですが、今回の秋募集に応募し審査を受けることは可能でしょうか?」

これに対する回答は、つぎのとおり。

「青年海外協力隊募集への関心ありがとうございます。ご連絡いただいた内容ですと、秋募集へ応募されてた場合は派遣希望隊次として4次隊は選択できませんので、次回の春募集(2016年4月上旬~5月上旬・予定)へ応募していただくことになります」

ぼくの2015年秋募集は、申請する前に終わってしまいました。

2016年春募集(2016年5月締切)

いよいよ初めての協力隊を受験することになったのは、2016年春募集。前回と同じようにコミュニティ開発の要請内容をチェックして、希望の要請をピックアップします。同じコミュニティ開発でも社会人経験や実務経験が必要な要請と必要がない要請が半々くらい。経験が必要な要請は読まずに消去して、経験の必要ない要請の内容をくまなくチェックしました。

協力隊では希望の要請を第3希望まで出すことができます。イギリスで親友と呼べるまで仲良くなれるのはスペイン語圏の友達ばかりだったので、できたらスペイン語を使えるスペイン語圏がいいなと思い、第1希望から第3希望まで中南米の国を書きました。

健康診断書も提出しなければいけないので、4月8日にロンドンにある日系の病院で健康診断を受けました。健康診断の費用は約300ポンド、当時のレートで約46000円(!)。イギリスの日系病院は、やたらと高いんです。

約1週間後に健康診断書は無事に届き、ちょっと肝臓の数値がおかしかったけどたぶん許容範囲内。あと残すは、志望書や簡単なコミュニティ開発の職種別試験問題、英語力の証明にIELTSのスコアなどの申請書類だけ。期限は、東京に2016年5月12日までに郵送で必着でした。

しかし、ぼくは大学のフィールドワークでブラジルに4月29日から5月17日まで行く予定だったので、それよりも前に書類をイギリスから郵送しなければいけませんでした。しかも、4月はイギリスの大学院生がエッセイやら試験やらで一番忙しい時期。ぼくも4月25日提出のエッセイが2つと、4月28日には事前準備が必要なグループワークがあったので、結局申請書類をつくり始めたのはブラジル行きの飛行機に乗る前夜でした。

いわゆる“一夜漬け”っていうやつです。でも、昔から数日かけてダラダラやるよりも、1日で一気に終わらせてしまったほうが良いものが作れるタイプだった気がするので、あまり気にせず机にしがみついて一睡もせずに申請書類を作成しました。

郵便局に行く時間がなかったので、中国人の友人に書類を託し、そのまま空港に向かいました。時間的には相当ギリギリだったと思います。その友人がその日のうちに郵便局に行き、書類を日本に送ってくれました。

追跡を確認していると、JICAに書類が着いたのは、5月11日。そう、必着期限の前日でした。もしもその友人が「まだ時間あるし次の日でもいいか」みたいな感じだったら、ぼくはこの時点で落ちていました。その友人に感謝すると同時に、「おれ運あるかも」って思いました。イギリスからの普通郵便は2週間弱かかるので、注意が必要です。もちろんもっとお金を払えば、1週間程度で送ることもできます。

あとは待つだけの日々でしたが、6月中旬に一次試験は無事合格。時差があるので夜遅くまで起きてパソコンで合否を確認しました。次は7月下旬に東京で二次試験・面接です。

ブラジルから帰国したのは5月中旬。そこから、ぼくは大学院の修士論文のプランを練り始めていました。英語で10000 Words。締切は9月1日です。「まだまだ時間があるな」と思ったぼくは、大学が提供しているスペイン語のコースを取ることにしました。7月上旬に10日間、1日7時間の計70時間の初級コースです。

語学コースって特に初級はどんな言語でも楽しめると思います。超基本的な会話から始めるので、まるで小学生に戻ったような気分。そんな楽しい時間を過ごして、ぼくは思いました。

「せっかく70時間もスペイン語の勉強をしたんだし、協力隊ではスペイン語圏の国・中南米以外は希望しない」

そう決めて日本に帰国し、面接を受けました。面接では必ず「希望していない国に派遣されてもOKかどうか」を聞かれるタイミングがあるので、ぼくは上の主旨を面接官に伝えました。

その他の質問はけっこうありそうな質問。特に過去の自分の経験をどのように協力隊の活動に活かせるかという点に重点をおいて質問されました。(具体的な面接内容については今度またまとめて記事にします)面接後は、「無難にこなせたなぁ」と正直思いました。そんなに難しい質問もなかったし、たぶん論理的に答えられていたし。

待ち時間は周りの受験生の方とひたすらおしゃべりしていました。大学院の同じコースに日本人がいなかったので、日本語を使うのが久しぶりで新鮮でした。

結果が出るのは8月中旬。面接後1週間は日本でゆっくりして、イギリスに帰ってからは修士論文を書くために担当教授と面談をしたり、大量の文献を読んだり、ちょっと書き始めたりしていました。

いよいよ合否発表の日。結果が出るのは、イギリスと日本の時差のせいでまた深夜。です。日本ではだいたい朝10時頃(イギリスは深夜2時)に発表があり、合格者の受験番号がJICAのホームページ上にアップされます。眠さを我慢しながら、合格発表を待ちます。なにか大学受験のときの気分を思い出していました。

 

2時になり結果を確認しました。

 

ぼくの受験番号はありませんでした。

 

少しとまどいを感じたあとすぐに、悔しさと卒業後の不安を感じました。「面接での手応えは良かったのに、何が悪かったんだろう」そんな思いにかられました。

発表の次の日、日本の実家から「JICAから速達の封筒が届いた」という連絡が来ました。中身を確認すると、

写真(登録)

ぼくの受験番号はなかったけれど、「登録」という結果でした。JICAのホームページを確認すると、

“選考の結果、職種の受験者として合格ラインをクリアしているものの、「募集中の要請内容に適合しない」、「要請の活動先医療事情と健康状態が適合しない」あるいは「要請数が合格者数より少なく、派遣される要請がない」といった場合に、「登録」となります。「登録」になると、合格者が辞退した場合に繰上げ合格の対象となり、また、ボランティア受入国から登録者を受け入れたいというオファーをお待ちいただくことになります。登録期間は約6ヶ月で、登録者と青年海外協力隊事務局との間には身分上の拘束関係はありません。” (JICA ホームページ)

合格ラインはクリアしているけれど、「募集中の要請内容に適合しない」という結果だったみたいです。わかりやすくいうと補欠合格のようなもの。ここで「スペイン語圏しか行かない」と言ってしまったことが一番大きな失敗だったのかも、と気がつきました。

それでも「合格ラインをクリアしている」という言葉に励まされました。登録期間は2017年の2月末まで。予想外の結果だったけれど、ちょっぴり期待しながらJICAからの連絡を待つことにしました。

それから残り半月の間、修士論文執筆に集中し無事に9月1日論文を提出。これで大学院の課題を全て終えました。

季節はすでに秋になっていました。

つづく。↓

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個人ブログ『Backyee.com 』で日々好きなことを綴っています。2017年9月より青年海外協力隊コミュニティ開発でスーダン・カッサラへ派遣予定です。あまり目立たないけど実は貢献してる、マケレレのような存在になるのが夢です。