こんにちは、ばっきー( backyee)です!
今日は、先日のIELTSの記事『準備タイム“1分間”の過ごし方①:易しいテーマを選択する【IELTS Speaking Part2対策】』の続きで、IELTS Speaking Part2の準備タイムの過ごし方として、“ボキャブラリーを書き出す”に焦点を当てていこうと思います!
IELTS Speakingの採点基準の確認
ここで一度IELTS Speakingの採点基準を確認しておきたいと思います。
IELTS Speakingの採点は次の4つの基準から測られています。
ここでは特に『語彙力(Lexical Resource)』のセクションに焦点を当てたいのですが、このセクションの採点基準をもう少し詳しく見てみると、試験官は試験中に次のような能力を測っています。
- ベーシックな語彙だけではなく、トピック特有の語彙を使える能力
- イディオム表現を使える能力
- パラフレーズ能力(あなたが知らない言葉を説明する能力)
- 馴染みのないトピックでも話せる能力
- 正確な意味を伝える能力
今回大事になってくるのは、上の赤字の部分です。
ボキャブラリーを書き出す
Part2では、スピーチを始める前に1分間の準備タイムがあります。その短い時間でやれることは限られているのですが、高スコアを狙うために是非やってもらいたいこと、それが“ボキャブラリーを書き出す”ということです。
“ボキャブラリーを書き出す”と一言で言っても、ただ単に知っているボキャブラリーを書き出すのとはちょっと違います。
例えば、聞かれているトピックが、Describe some travelling you like to do.(あなたがしたい旅行についていくつか述べなさい)というものだったとします。
そこでこの問いに使えそうなボキャブラリーを書き出してみると、
- exciting(刺激的な、わくわくさせる)
- interesting(興味深い、面白い)
- opportunity(機会、チャンス)
- tourism(観光事業、観光旅行)
- sightseeing(観光、見物)
- attractive(魅力的な, 魅惑的な)
- backpack(バックパックを背負って旅行する)
- explore(を探検する)
- excursion(小旅行)
- leave(休暇)
- special(特別な)
- mountain(山)
などが思い浮かんだとしますよね。でも実はこれではダメなんです。
IELTSの『語彙力(Lexical Resource)』セクションのスコアを上げてくれるのは、あくまで“トピック特有の語彙を使える能力”なんです。
つまり上の12個単語のうちで本当にスコアに貢献してくれるのは、次の5つです。
- tourism(観光事業、観光旅行)
- sightseeing(観光、見物)
- backpack(バックパックを背負って旅行する)
- explore(を探検する)
- excursion(小旅行)
これらの単語って、Travellingというトピック以外であまり使うことができない単語ですよね。
実は、このPart2の準備タイム1分間をスコアアップにつなげるためにできることは、
できるだけ多くのトピック特有のボキャブラリーを書き出す!
ということなんです。
上で挙げた12個の単語をもう一度確認してみると、interesting(興味深い、面白い)とかってほぼ全てのトピックで必ず使えちゃう単語ですよね。そういうベーシックな単語は残念ながらあまりスコアアップにはつながらないです。
とはいっても、もちろんベーシックな語彙がダメだと言うわけではなく、Writingでもそうなのですが、こういうちょっとハイレベルなトピック特有のボキャブラリーを使うだけで、スコアがアップするのでオトクですよ!っていう位置づけなんですよね。
Part2で使えるトピック特有の語彙も後日で紹介していく予定ですが、すでに紹介したPart1のトピック関連語彙集も使えるので、ぜひチェックしてみてください。
次回は、準備タイム“1分間”の過ごし方③:使う時制を意識する(Tense)【IELTS Speaking Part2対策】について書いています。
たった1分間ですが、やること多いですね^^;
ではでは!