どーも、ばっきー( backyee)です!
ぼくは今まで約30カ国を旅したことがあります。ロンドン留学中は、休暇で西ヨーロッパの国のほとんどは周りましたし、専門が発展途上国の開発なので東南アジアや南アジアの国にも研究や旅行で行ったことがあります。
そんなぼくの一番のお気に入りの都市は3度訪れたことがあるスペイン・バルセロナです!←すいません、ありきたりで…^^;
今日はそんなバルセロナの見どころと注意しなければいけない治安について書いていきたいと思います。
バルセロナの見どころ
バルセロナには観光名所が数多くあります。
未完の大聖堂・サグラダ・ファミリア

1882年から現在に至るまで工事を続けている未完の大聖堂・サグラダ・ファミリア。
設計者であるアントニ・ガウディの没100周年である2026年に完成を予定しています。完成するとこんな感じだそうです。↓
すごい壮大な建築物ですよね!
カサ・ミラ

同じくアントニオ・ガウディの作品、カサ・ミラ。
住人も中に住んでいますが、一般人にも公開されていて、屋上にも登れます。
ここでは、サグラダ・ファミリアとカサ・ミラを紹介しましたが、建築家アントニオ・ガウディが設計した美しい建築物は街のいたるところに点在しています。
カンプ・ノウ

カンプ・ノウは9万9354人収容のヨーロッパ最大のスタジアムで、世界最高のサッカー選手であるメッシ擁するFCバルセロナの本拠地です。
ここで観戦したクラシコ(バルセロナvsレアル・マドリードのライバル同士の伝統の一戦)は、ぼくの一生の思い出です。詳しくは、サッカーファンなら生きているうちに一度は観たい!!クラシコ観戦の記憶を辿って【2015年3月22日/バルセロナ vs レアル・マドリード観戦記】という記事を読んでみてください!(^^)
ついでに、クラシコの観戦チケットの取り方を、10万円相当のクラシコ(バルセロナvsレアル・マドリード)観戦チケットを正規価格2万円で購入する方法をすべて公開!【カンプノウ・バルセロナFC観戦チケット購入方法】という記事で説明しています!
4日間で2度スリに遭ったぼくが語るバルセロナの治安
美しいアントニオ・ガウディの建築物を身近に感じながら、週末はカンプ・ノウで美しいパスサッカーを展開するバルセロナ観戦を楽しめる!バルセロナは一生住んでも飽きることがない場所だと思います。
ただしそんな素晴らしいバルセロナですが、ヨーロッパではあのマフィアの街で有名なイタリア・ナポリと並び、治安の良くない二大都市と言われています。
まあ“治安が良くない”と言っても、南米や中東のように殺人率が高いというわけではないので安心してください。
ここでいう“治安が悪い”というのは、日本人を含む外国人観光客に対するスリが本当に多い、という意味です。
バルセロナは世界最大の観光都市です。そんな世界中から観光客が集まる場所だからこそ、それをカモにする窃盗集団がバルセロナには存在しています。
ぼくが2010年に初めてバルセロナを訪れたとき、たった4日間の滞在で2度のスリに遭いました…
2度目は未遂で済みましたが、1度目はがっつり取られてました。スリに遭ったのは人生で初めてだったので、かなりショックでした。
スリの被害に遭った実体験(2010年8月)
ぼくがスリに遭ったのは、バルセロナのピカソ美術館を行く途中だったので、このあたりだったと思います↓。
少し道が入り組んだ細い道を歩いていると、一人のイタリア人を名乗る男が英語で話しかけてきました。
イタリア人(※自称):「あ、君日本人でしょ!ちょっと道に迷っているんだけど、助けてくれない??」
ぼく:「いいですよー。どこ行きたいんすかー?」
イタリア人:「〇〇ってところなんだけど、この地図じゃわかんなくてさ…^^;」
ここでイタリア人は、すごく見づらい地図を出してきます。
ぼく:「(めっちゃ汚い地図やなー)わかりましたー。ちょっとスマホと見比べてみますねー」
イタリア人が誰かに電話をかけ始める。かなり怒鳴り口調。
ぼく:「ちょっとわかんないっすねー」
イタリア人:「あ、でも、たぶんこっちだと思うんだよねー。ちょっとついて来て」
人が少ない小さな路地に入ろうとする。
ぼく:「(怪しいな…)ほんと、わかんないんで!他の人に聞いてください!」
そこに警官だと名乗る男2人組が現れました。警察手帳らしきものを見せたあと、
ニセ警官:「君パスポート見せて」
ぼく:「これっす」
ニセ警官:「あ、日本人なんだ。この前のW杯(2010年)、日本すごく強かったね!NAGATOMOとかHONDAとか知ってるよ」
ぼく:「(あ、意外と良い人たちだ…)そうですねー!」
ニセ警官:「ところで君ちゃんと現金は持ってるの?」
ぼく:「(警官って現金のチェックもするんだー)持ってますよー」
ニセ警官:「見せてみて」
おれ:「はい。これっす」
ニセ警官に現金を渡す。何やらチェック。ぼくは注意深く財布を見つめる。
ニセ警官:「ありがとう。じゃあ観光楽しんでね」
ニセ警官は走るように立ち去り、いつの間にかイタリア人もどこかに消えていた。
このとき、実は100ユーロ札が2枚(トータル約25000円)もマジックのように抜き取られていました。
最初のイタリア人と名乗る男は、わざと汚い地図を見せて時間稼ぎをしていたんです。そしてその間に電話で仲間を呼んでいました。
ぼくもこの頃まだ旅慣れているわけではなかったので、警戒感が薄かったんだと思います。
でもこうやって文字に起こしてみると、
「なんで観光客で言語もわからない日本人に道聞くの?現地の人に聞けばいいじゃん」
とか、
「現金チェックってなんやねん!」
とか、ツッコミどころはたくさんありますよね^^;
『地球の歩き方(スペイン)』には、
“私服警官がパスポートをチェックをすることはあっても、現金の提示を求めることはないので注意”
と書いてあります。これはおそらく、多くの同じ被害に遭っている日本人がいるので、わざわざ書かれているんだと思います。
バルセロナ出身のスペイン人の友人にこの話をすると、
「バルセロナのスリはみんな日本人を狙ってるよ!」
と言っていました。
日本人観光客は、観光地でみんな高そうなカメラぶら下げていて、“ここは楽園!!!”って飛び跳ねて浮かれてるようにみえるそうです^^;
バルセロナに行く際は、なるべくスリに遭わないよう常に気を配りましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今日は、バルセロナの見どころとバルセロナの治安をスリに遭った実体験とともに綴ってみました。(2度目のスリ未遂事件は、また後日書きたいと思います)
バルセロナに関する記事は、エル・クラシコは国際試合?カタルーニャの誇りを持つバルセロナの人々などもオススメなので、ぜひ読んでみてください!
ではでは!
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