どーも、ばっきー( backyee)です!
TECH::CAMPイナズマコースに参加してみた!【前編】TECH::CAMPの概要と僕が受講を決めた理由を読んでいただいた方、ありがとうございます!
前編でTECH::CAMPの概要についてお話したので、ここからは実際に受講してみた感想をまとめていきたいと思います!
TECH::CAMPの通常コース(1ヶ月)については、他の方が様々なブログで体験談をUPしているので、ぼくは今のところ参加者があまり多くないTECH::CAMPイナズマコースにより焦点を当てて、体験談を書いていきます!
※前編を読まれていない方へ:TECH::CAMPイナズマコースとは、1週間で全くの未経験者でもプログラミングスキルの基礎を身につけることができる学習プログラムです。
Contents
TECH::CAMPイナズマコースを4つの観点から振り返る
このTECH::CAMPイナズマコースを次の観点から振り返りたいと思います。
- 「1週間」というタイムスケジュール
- オンライン学習システム『TECH::MASTER』
- メンター
- ぼくが得た成果
では1つ1つ振り返っていきたいと思います。
①「1週間」というタイムスケジュール

イナズマコースはたった1週間で、通常コースの方が1ヶ月かけて取り組むカリキュラムと同じ量をこなすことになります。
TECH::CAMPイナズマコースの理想のカリキュラムは以下の通りです。
- 【1日目】Ruby
- 【2日目】Ruby
- 【3日目】HTML/CSS
- 【4日目】Rails1
- 【5日目】Rails1
- 【6日目】Rails2
- 【7日目】Rails2/Git
アルファベットばかりでちょっとわかりづらいですね^^;
- 「Ruby」は、プログラミング言語の1つでプログラミングの基礎となる部分
- 「HTML/CSS」は、Webアプリケーションの見た目の部分
- 「Rails」は、プログラミング言語Rubyを使ってWebアプリケーションを作るのをより簡単にしてくれるフレームワーク
これらを7日間で一気に学びます。
しかしTECH::CAMPでは、受講が始まる2週間前からTECH::MASTERにアクセスできるようになるので、このカリキュラムを予習しておくことができます。
実際にぼくは2週間前からちょくちょく予習していたので、受講が始まる段階ではRubyを終わらせて、HTML/CSSのところまでカリキュラムを終わらせていました。なのでぼくの7日間の日程はこんな感じでした。
- 【1日目】HTML/CSS
- 【2日目】Rails1
- 【3日目】Rails1
- 【4日目】Rails2
- 【5日目】オリジナルアプリケーション考案
- 【6日目】オリジナルアプリケーション作成
- 【7日目】全体の復習
コース開始前に予習しておいたおかげで、スケジュールには含まれていないオリジナルアプリケーションまで手をつけることができました。とは言っても、ぼくの作りたい観光地で使えるようなアプリは、カリキュラムに含まれている知識以上のものが必要なので、これから一生懸命その部分を勉強しないと作れないんですが^^;
ということで、本題の1週間のタイムスケジュールは実際どうなのかというと、
ある程度(Rubyあたりまで)事前に予習をしておけば、1週間というタイムスケジュールは全然イケる!
と思います。ただ1日10時間勉強するのはかなりしんどいときもあるので、そんなときはカフェインやレッドブルを注入することをオススメします!
②オンライン学習システム『TECH::MASTER』

TECH::CAMPでは、『TECH::MASTER』と呼ばれるオンライン学習システムを使います。他の方も書かれていますが、この『TECH::MASTER』、ものすごくわかりやすいです!
過去の受講生のフィードバックをもとに5000回以上アップデートしたというだけあって、プログラミング未経験者がつっかかるポイントでうまく動画解説をいれたり、理解を深めるための練習問題を用意していたりと、まさに痒いところに手が届く教材だな、って率直に思いました。
しかもこの『TECH::MASTER』、今月からイナズマコースの受講期間が終わってからでも無期限で使えるようになったんです!5月9日に現受講生と卒業生に送られたメールにはこう書かれていました。
【TECH::MASTER無期限公開のご案内】
この度、TECH::CAMPオリジナル教材であるTECH::MASTERを無期限公開することにいたしました。
「卒業生の皆様から卒業後TECH::MASTERが見れなくなってしまうことは残念」という声を多くいただいておりました。そこで卒業後も継続的に学習を続けていただくために、TECH::MASTERを無期限で公開することにさせていただきました。
復習したいときに何周でも復習することができる教材が手元に残るのは心強いですよね!
ほぼ完璧に近い教材ですが、しいて改善点を挙げるとしたら、もう少しHTML/CSSの内容を充実させてもいいかもなぁとは思いました。
それを直接あるメンターの方に直接言ってみたら、
「確かにHTMLやCSSの部分は少し弱点かもしれないけれど、1ヶ月ないしは1週間で終わらせることができるカリキュラム量ということを考えると、HTML/CSSは最低限の知識を学ぶので精一杯かなと思います」
とおっしゃっていました。
まあ確かにRubyやRailsと比べると、HTMLやCSSは独学でも「理解ができない」っていうことがあまりない分野なので、これくらいでも十分なのかもしれませんね。
③メンターについて

TECH::CAMPで欠かせないのがメンターの存在だと思います。いくら『TECH::MASTER』がわかりやすいとはいえ、プログラミングを学ぶうえで疑問点は結構出てきます。
ぼくの場合、疑問点が出てくるパターンは2つあって、
- 事前に学んだ知識が抜け落ちて、今やってる部分がわからなくなる
- カリキュラムでは扱わないプログラミングの応用部分に疑問を持つ
まあ、質問している時点ではどっちによる疑問なのかわからない場合が多いのですが、実際にあるメンターの方に質問してみると、
「それは応用部分なので、今の時点ではそこまで考えなくても大丈夫ですよ」
という感じに言われて、
「あー、これは応用部分なんだなー」
ってわかったりしました。
メンターを呼ぶには、『TECH::MASTER』上に出てくるスイッチをクリックするだけで、手の空いているメンターが来てくれるシステムになっているので、ぼくは疑問に思う部分が少しでも出てきたら、すぐにメンターを呼んでいました。
質問・確認などを含めて7日間で50回近くメンターを呼んだと思います^^;
でもこれがこのTECH::CAMPという学習プログラムの利用価値のあるところで、独学とは違い、疑問点に思うことをすぐにその場で解決していけるので、すごく効率的にプログラミングの基礎を身につけることができます。
メンターが過去のTECH::CAMP受講生であるメリットとデメリット
メンターはプロのエンジニアというわけではなく、過去のTECH::CAMPの受講生の方がほとんどでした。この点は、メリットとデメリットがあると思うので、整理したいと思います
経営側からみれば、まあメンターの賃金を安く抑えることができるというメリットが1番にあるんだろうなぁと思うんですが、実際に受講者側からみて感じるメリットは、
- 過去に自分と同じようにTECH::CAMPを受講しているので、そのときの経験をもとに進捗状況に関するアドバイスをくれる
- つい最近まで初心者だった人が多いので、受講者の詰まったところでなぜ詰まっているのか理解が早い
- このカリキュラムを何周もやって基礎を身につけると、メンターのレベルにはなれるんだなという良い指標になる
などが挙げられると思います。
デメリットを挙げるとすると、
- 10人に1人くらいはメンターなりたて(?)で説明があまり上手くないなぁ、と感じる人がいる
- 応用部分を聞いてもわからない場合がある
これらがまあデメリットと言えばデメリットかなぁと思いましたが、1つ目は別にもう一度他のわかりやすいメンターを呼べば解決する話ですし、2つ目も「プログラミングの“基礎”を身につける」という目標を考えると、メンターに求めすぎている部分かなとも正直思います。
TECH::CAMPのメンターについての批判をしているブログ記事もいくつか見ましたが、メンターに求めすぎている場合や、大学生なんかに教わりたくない、みたいな理不尽な理由なものが多かった気がします。
実際にはすごく丁寧な方が多かった(少なくともぼくの関わったメンターの方々)ですし、厳しいメンターになるための試験を乗り越えてきてるだけあって、質問にも的確に答えてくれる方がほとんどだった印象です。
暇な時間帯(21時以降)にカリキュラム外でこのブログ『Backyee.com』のHTMLやCSSでのデザイン設定を1〜2時間付きっきりで考えてくれるメンターの方もいたりして、個人的にはすごく良い印象しかないですね(^^)
④ぼくが得た成果

さていよいよ最後ですが、1週間イナズマコースに参加してみて
「結局何を得たの?」
という核心部分に移りたいと思います。
ぼくができるようになったことを挙げると、
- プログラミング言語Rubyの基礎を理解できた
- HTMLとCSSの理解が深まった
- Ruby on Railsを自分のPCにインストールし、Webアプリケーションを作る方法を理解できた
- オリジナルアプリケーションを自分で作れる下地ができた
- オリジナルアプリケーションを世界に公開する方法を学べた
- プログラミングスキルをこれからもっと磨くために何をするべきかを学べた
- インターネットの世界がどういう仕組みでできているのか理解できた
といった感じだと思います。得るものは多かったと思いますし、もっと理解を定着させるために時間があるときに繰り返し『TECH::MASTER』を復習していこうと思っています。
最後まで読んでくれた方へ:ご紹介割引について
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